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拝啓、山崎哲様、新転位・21の皆様

もう25年も前のことになりますが…、『子供の領分』で木内みどりさんの演技に出会えたこと。徹底して自然体でいる、受ける、と言うことの素晴らしさ。そしてその木内さんに刺激を与えていった、転位・21の諸先輩方の素晴らし演技、…そしてその演出。今思えば、私、そして13号地主宰の加藤が、その現場にいたことが13号地を作るきっかけになったなあ、と感謝しております。自分のことは考えない、他人のことを想像してみる…。 一昨年、芝居の世界に復帰して、鬱々としておりました…。自分の器の小ささ、胆の小ささ、もとより人一倍小さな人間でしたが、「このままではいけない!」とずっと思っておりました。そんな時です。『僕と僕』に出会えたのは…。最初、加藤がシアターイワトで観終わってすぐ私にメールをよこしました。「ハマった!凄かった!!芝居やってて良かった~、真似はできないけど…、芝居がたまらなく好きになった。…。」普段メールなどしない加藤が長々として来ました。遅れて中野光座で観た私も、その凄さに驚きました。観終わってしばらく席から立てませんでした…。震災からの復興で地域社会もキチンとしていて、両親が悪いわけでもなく、誰が悪いという小さな問題ではこの事件は考えられない…。得体のしれない大きな不安を受けて、普通の会話の中にもとてつもないものを感じてしまったのが、観る者にも感じ取れました。出演者全ての人がそれを受けて演技をしている…。とても一体となっているのを感じました。人間の小ささを感じました。 もう自分のことを考えるのはやめよう…。 それからです、鬱々にピリオドをつけよう…。 去年、「月が消えた夜に」の頃加藤は次回作で、福知山線脱線事故を直接ではないけれど、本にしてみたいと相談して来ました。 実際の事件や事故のことをやるのは初めてです。転位・21でそれがどんなに大変なことか、学んでいたからです。被害者の方や、当事者の方が実際、現実に存在する…。 相当な覚悟を持って、作っていかなければならない…。 『僕と僕』で芝居の凄さ、芝居の力を感じて…。 微力な私達の出せるだけの力を芝居に出そう…。そう思いました。 山崎哲様、新転位・21の皆様、感謝しております。
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成行ミチ子

Author:成行ミチ子
小説『長崎ぶらぶら節』の丸山芸者「愛八」の気っ風、生き様が好きでこのブログの名です。
劇団『13号地』の制作、役者、メイドのバイトと忙しく過ごすナリの日々。

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