2009.10/01 [Thu]
東京バビロン『ポンペイの落書き#03/FINAL』Camille Mutelさんと武藤容子さん
29日初日、pit 北/区域は初めての観覧。2階席で観る。
第1部はCamille Mutelさんの『Bursting into Oblivion』だ。2階席で正解だった、背中の骨と肩の筋肉がくっきり観えてデッサンを描きたかった…。その体の動きは最初昆虫のようでもあったが、仮面を取ってからは、まるで仮面に身体を支配されているようで面白かった。その容姿の美しさからか、それとも人種の違いからか、人間らしさが感じられないところがあって美術品を鑑賞してるようだった。
それとは対照的な第2部の武藤容子さんの『Bone’s Memory 2009』は、自分の子供の頃の感覚を呼び覚ましてくれて、なんとも言えない幸せな気持ちになった。東南アジア系の歌と一緒にはじけて踊るところが大好きで、今でも私の頭の中をぐるぐると武藤容子さんが踊っている。自分の田舎のことを思い出してニンマリしてしまう…。13号地の『此処より先へ』の公演を観に来てくださった時、昔「第七病棟」にいらしたとお伺いしました。一っぽんの芝居を観るようにダンスを観ました。武藤さんの人格をも垣間見た気がしました。
ダンスを観終わって、会場に来ていたテラ・アーツ・ファクトリー主宰の林英樹さんと劇場前で13号地の加藤と立ち話。テラの12月公演の『ノラー光のかけら』のことや、岐阜県の中津川の歌舞伎小屋を使っての演劇CAMPの楽しい話をいろいろと話しました。(いつも話と言うより教わってます。)シャイでアツイ林さん、加藤も成行もお会いすると演劇の熱を戴いてます




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