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「プール」-タカハ劇団

しばらく、何本かの観劇をしてもブログには書けない状態が続いていました…。自分の芝居の稽古に入って、素直に芝居が観れてないのではと言う不安があったからです…。でもタカハ劇団を観てから、出演者の井手豊君からお礼メールと共に自分の芝居に対する心境をもらい、ちょっとブログに書いてみようと決心しました。井手君からのメール、「迷子、迷子」と言う言葉に強い関心を抱きました。 王子小劇場に入って、その装置の素晴らしさ、音の良さに圧倒されました。また最初の導入部分では申し分ない、役者の切れのよさ、うまさに、確かに引き込まれました。 ある大学病院系列の、死体置場、常に死体のメンテナンスをする…。そこで働く若者たちはいつしか死体を「もの」としか感じられなくなる…。そこまではよかったなぁ~。その素晴らしい装置、プール、いわゆる死体置場にマスクをつけ、他愛無い話をしてしまうバイト達…。とても魅せる力があり、…音響も照明も素晴らしかった…。でも最後に、まるで「火サス」のように終ってしまった。観ている方としてはね、別に「火サス」でもいいのだけど…。 井手君の「迷子、迷子」と言うのが、じつははっきりと解っているわけじゃないのだけど…。とても芝居がこじんまりしててね、ちいぃさく纏まっていて…。今の若者がこの芝居を観て、リアルって思うのかしら…と思うと、これからの演劇は大変だなぁ~って、少し老婆心ながら思いましたよ。井手君の「迷子、迷子」って、そう言う処にあるのかしら…。違ってたらごめんなさいね。でも、20才も年上の私の言うことだからいいよね、許してくれるよね。でも、主宰者のタカハさんの心意気は確かに感じとれて…、これから見守って行きたいなぁ~、なんて、なぜか思っております。?
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成行ミチ子

Author:成行ミチ子
小説『長崎ぶらぶら節』の丸山芸者「愛八」の気っ風、生き様が好きでこのブログの名です。
劇団『13号地』の制作、役者、メイドのバイトと忙しく過ごすナリの日々。

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