
2日(水)初日、急遽観にいけることになった13号地加藤と観に行く。久しぶりの帰ってきたゑびすの観覧、前回はうちの公演とほぼかぶっていたため観ることが出来なかった。 ゑびす色満載でとても集中して観れる。その面白さはなかなか御目にかかることの出来ない作品だと思う。 人が鳥になったという東北の伝承譚をダークファンタジーに紡ぎあげた、進藤則夫さん渾身の逸作。秋田出身の進藤さんの故郷への思いも感じ取れました。全体に流れる秋田弁のここちよさは何とも言えません。 盲目の兄の「自分はいつか捨てられる…」と言う弟への懐疑心と兄を思う弟の、その兄に振り回される様…。その中にお互いを思う愛情が見えて来て、ぐっときました。 コマドリの姉妹の可愛いこと、その可愛い姿とは裏腹に家族を「いたち」に殺されるという残酷な体験をじっと抱えて生きている悲しさ。ここの所可愛い役が続いている石井千里さんが妹を演じます。 東北弁だからでしょうか?残酷な話のなかにも妙に会話のやり取りで「ふっ」と笑ってしまう場面がありました。 9日(水)までサンモールスタジオでやっております。帰ってきたゑびすはこれが終わってしばらく休団の予定です。是非足をお運びください。 初日打上げにおじゃましました。

進藤さんと。

出演者の皆さん。
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