2010.04/22 [Thu]
『PerformenⅤ ~Purfatorio~』―電動夏子安置システム

PerformenⅤ~Purfatorio~
電動夏子安置システムは初めての観覧、帰ってきたゑびすの『雨がやんだら』で共演した石井千里ちゃんからのお誘いで、メンテ編を観ました。
いや~、おもしろかったです!!
ちさとちゃん演じる主人公が科学者の卵であるメンテと、『主』が存在するであろうPurgatorioと言う山を、何層にも『主』によってプログラミングされた…、操られた行動などを指示した場所を通りながら、頂上を目指すというもの…。
その主人公たちの山の頂上に向かう意思と、山自身の説明の部分をきっちりと演出で分け、とても解りやすい。
説明の部分の操られた行動の姿を笑いで魅せ、…私にはその姿が修行のようにも感じられた。
役者たちがその修行の部分できちんと頭を使って演技をすることによって、役者たちの体がいきいきと活性化して来て、観ている者を引きつける、…ただのお笑いではない。
人間の傲慢さなども笑いで示していたなぁ~。
ここの作家に大変興味を持った…。
明治の劇研出身らしいが、唐十郎、第三エロチカなど逸才を輩出した歴史があるからだろうか?
こじんまりしていないのがいいなぁ~。
そういえば昔、不可視樹の頃、いつも明治の学館で稽古していました。
お世話になったなぁ~

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