愛すべきおばさん
- ジャンル:[日記]
- テーマ:[思ったこと・感じたこと]
私はおばさんなので、役者としても回ってくるのはおばさんの役ばかりである。
小劇場出身で小劇場で活躍する役者にはおばさんが本当に少ない。新劇畑の女優さんには私ぐらいの年齢の方は大勢いるのだが、小劇場では30歳を過ぎるまで乗り切れるかが分れ目になってくるようだ。
私のように劇団の制作部としても一緒にやっていると、やめるタイミングを逃がすのかもしれない。
小劇場の劇団では、若い世代の役者たちと全ての行動を共にするので、なんといってもおばさんとしての自覚も感覚も薄れていくので、実年齢の役が回ってきても、ちと難しい。
ところが私の職場はおばさんの宝庫なのである。
特にうちの会社は複雑なメイドさん構成になっていて、会社が事業所を立ち上げてから2年目に入った位なのに、その変遷はすごい。
ホテル自体は建ってから6年目で、最初から入っていた業者は最終的には去年12月全撤退したのだ。最初、うちのメイドさんたちが、前業者の置き土産をきれいにきれいにする予定だったはずだ…。ところが会社自体の経営的なこともあるのか、メイドさんにたいして速さ重視になってきているようで…、今、おばさんたちはなんだか少し荒れているような…。
そんなメイドさんたちは、けっこう個性の強烈さが目立って来ていて、恰好の人間ウォッチングが出来る…。
前業者のメイドさんもうちの会社に入っているし、下請け業者として入ったが業者は今はなくメイドさんだけ残ってたり、うちの会社に最初からいるメイドさん含め、今はごった煮状態で、でもまだ「元○○」と言う枠が取っ払えなかったり…。
私もそうなのだけど…、「頭で皆同じ会社なのだ!」と分かっていても切り替えが難しい。これはおばさんの特質なのかしら…。で早く会社の上の人達に、皆が統一できるようなアクションを起こしてもらって、全メイドさん、おばさん達を楽にしてあげてほしいとは思うのですが…。
2月から所長も新しくなったばかりなので、まだまだこの状態はつづきそうです…。
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